ー特別編ー北海道の真ん中へ！？

「旅館のバルコニーです〜」

「向こうに見えるのは　しのつ湖です」

「ここは　しんしのつ温泉たっぷの湯　です」

新篠津村の温泉旅館です。

「しのつ公園を　お散歩しましょう」

「後ろのは　小さな展望台？」

「あ！　へびっちゅがはみ出したぁ〜」

へびっちゅが写真からはみ出ました。

右端の建物が　泊まった旅館です。

しのつ湖は　バナナのように曲がった湖です。

新篠津村を出発、岩見沢市、

三笠市を通って　富良野市へ向かいます。

「桂沢湖です」

「ここはダムになっています〜」

「すごく流れが速いです〜」

「写真じゃ　わかりづらいけど・・・」

「ちゃんと三段になっていますよ」

「こっちは　流れがゆるやかです」

「でも　落ちたら戻って来れません」

「上流のダムが放水すると　ここは危険です」

「さっきのダムじゃなくて　芦別湖のダムだと思います」

「この絵の中に　入って見ました」

「いいの？　入っても？」

「わああ　ちびたれは　ウソは言ってません！」

ウソをついている人が　この口に手を入れると

手が抜けなくなるそうです。

「ちびたれ！　いつまで遊んでるの？」

「あれ？　へびっちゅ　どこ？」

「小餅ちゃんのバックの中です」

「・・・実は　ここ　トリックアート美術館でした」

真実の口も　象も　絵です。

額縁も　壁のたて線も　バケツも　額縁下の影も

全部一枚の平らな壁に描いた　絵　なのです。　

「この犬さんも　木のワクも　壁の下のほうの段も」

「絵なんですね〜　さわってみるとわかります」

「ねえ　ちびたれ　窓に乗ってるふりって疲れない？」

「つかんでもらってるけど・・・　疲れる」

そろそろ　外に出ましょう。

外は今日も暑いです。２８℃くらいです。

白くて大きいのは雲です。

「すっかり遊んで遅くなりました」

「この後は　真っ直ぐうちへ帰ります」

家まで４時間です・・・。　　　　　　　　おわり