ナイトハイクの恐怖

 
 あやにゃさんからいただいた恐怖体験です。

 それは10月21日月曜日に起こったことだった。

 その日から、あやにゃの学年の5年生はT県K市にある山「鹿野山」で「セカンドスクール」というほぼ林間学校に近いものに行っていた。

 そこの下宿先で夕食を早めに食べて私たち5年生は「ナイトハイク」をすることになり山の中に入っていった。
 あやにゃは「ここで好きな子に対してポイント稼げるかもー☆」と言う馬鹿なこと を考えていた。
 この先にとてつもない恐怖があることをしらずに・・・・。

 あやにゃたちは山の中の開けた場所で先生たちの話を聞いていた。その先生は怖い話をしてくれた。

 あやにゃは「別に怖く無いや。」と思っていた。
 あやにゃたちのいるところにはもうひとつ道があるが「立ち入り禁止」と書いてあるので誰も入った形跡はなかった。
 なんとなくあやにゃは後ろを見てその道のほうにある木を見た。

 するとその後ろには、とんでもないものがあった!

 あやにゃが木を見ていたら突然何か紫色に少しだけ青色が混ざった変なハムスター3 匹分ぐらいの大きさの物がすごく速いスピードで通り過ぎていった。
 たぶん時速5キロは出ていただろう。

 あやにゃは一瞬それが何かわからなかった。
 ただ「なにあれぇ!」と思っていた。が、やっと正常に脳みそが動き出してそれが何かわかった。

 「あ、火の玉だ!」

 と、あやにゃは思ったがそれよりも先に恐怖心のほうが大きくなってとうとう目がうるうる してきて涙目になってしまった。
 そして近くにいた友達に

 「今、火の玉が見えたのーーーーっ!」

 って言って飛びついてしまった。
 しかしその子は平然として

 「せんせー、この子が火の玉見たって。」

 と言った。
 それから1チームごとに帰ったのだがあやにゃは怖くて前のこのフードをつかみっぱなしだった。

 ――終り――

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