イオン釧路昭和SC2周年記念イベント
鈴木崇ミニライブ

2002.10.4 (金)  サンコート 午後2時00分〜

2002.10.10 

 
 鈴木崇君のアコースティックミニライブのレポートです。
 小餅の耳で聞いた通りに思い出すまま順不同に書くつもりですが、記憶違いやセリフ違いが多いかもしれません。その辺はご了承下さい。MCも、言った順番がバラバラかもしれません(汗)
 ライブ事体は短いので、いつものようにライブ前後の小餅の行動も書いておきます。
  
  
 10月4日午前。
 本日のライブ会場まで、自転車で数分の地点。

 小餅は、ちょっぴり御機嫌低空飛行中だった。
 小餅以上に御機嫌斜め御機嫌まっ逆さま中の水道に、いささか気が滅入っていた。台所の水道は「止まりたくないって言ってるだろ。止められるもんなら止めてみなさいよお」と、まるでおなかのすいている時の洋ちゃんみたいに御機嫌が悪い。それをムリに止めてる。そのうち小餅の腕力で蛇口を壊しかねない。
 「水曜どうでしょうじゃなくて、水道ようでしょう、だな」と言ってみても気は晴れない。
 その上、小餅の左ヒラメ筋上部が痛いのだ。
 以前、急な筋肉疲労で数分立てなくなって動けなくなったのを思い出すと、ちょっとでも痛いと恐い。
 家の中で動けなくなっても、数分すれば動けるから良いのだが、外で動けなくなったら・・・。それもライブ終了後に、崇君に声をかけたその時に動けなくなったら・・・と、思うと気が重い。
 実際に動けなくなったのは、某行事で急にハードな運動した時の一回だけ。だから今日動けなくなるはずはない・・・けど、あの時は念の為にと救急病院に連れて行かれた。そんな騒ぎは起こしたくない。だから気が重い。

 「水道工事は来週になったから、今すぐにでも出かけられる・・・。イオンの開店時間から、ずっと会場にいれば、リハーサルとか見られるかもしれないなぁ・・・。でもこの足だからダメだな」

 そう、思いつつ、バン○リンを塗り大人しく歩いて大人しく洗濯をする。

 「崇君は、もしかしたらFMくしろにも出るかも・・・」

 と、思いつつ、出るか出ないか解からないのに、朝からラジオにしがみつく元気はなかった。

 そういう、めちゃくちゃ低〜いテンションのまま、時間が過ぎる。

 午後1時30分。
 ライブまで後30分しかない。

 「朝から霧がかかって寒いけど・・・3時頃から晴れるって言うから、いちごに日が当たらない様にしなきゃ」

 ジャンガリアンハムスターの『いちご君』に、日が当たらない様に、小屋の周りに囲いをして外に出る。雲っている。

 「サンコートって、晴れてたら温室状態で暑いけど・・・夜はメチャクチャ寒いんだよなぁ。曇りの日も寒いのかなぁ・・・」

 自転車を出す。
 バン○リンのおかげで、ヒラメ筋上部は大人しくしていた。

 「ヒラメ筋君。このまま、2時間は持ってくれよ」

 そう願いつつ、チャリを飛ばす。
 5分とかからず会場に着く。

 会場には、ちゃんとしたステージと立派な音響機材がセットされていた。
 ステージの上で、崇君&イベントスタッフの方々で、何か話している。
 ステージ前には客席が50個くらい並べてあって、その後ろは、いつものサンコートのままに丸いテーブル&イスが並んでいる。

 小餅は、その丸いテーブル&イスの後ろの方で、その様子を見ていた。もうちょっと前の方には常連さん達がいた。崇君のほうを見ているので、常連さん達には後で声をかけよう。

 と、思っているうちに、崇君は常連さん達に手を振ってどこかに行ってしまった。
 小餅からちょっと離れたイスに座っていた年輩の御婦人2名が何か言っている。

 「席、取りにいかないのかい?前の方に座れるよ」
 「いいわよ。恥ずかしいからここで」

 どうやら御婦人二人は、崇君のライブの為に、ここにいるようだ!

 御婦人の会話に気を取られているうちに、常連さん達も、席をとってどこかにいってしまった・・・。しまった・・・声、かけそびれてしまった(汗)

 小餅も席を取ることにした。
 前から2番目、ちょっと左寄りに座る。
 小餅は体が小さいので、当然足も短い。イスに普通に座ると足が床から浮く(汗)
 それを予想して、ちょっぴり踵が高い靴にしたのに・・・それでも着いているのはつま先だけ、踵は微かに浮いている。頑張れ、ヒラメ筋。

 「暑い・・・」

 そこで初めて、晴れている事に気がつく。
 小餅が会場に着いてから晴れたのか?それとも、小餅家上空より南側は霧で、小餅家より北の会場の上はずっと晴れていたのか??
 この地方は、同じ市内でも場所によって晴れだったり霧で視界が悪くて寒かったりする。わずか1キロメートル違うだけで気温が5度違うこともある。

 サンコートは吹き抜けのガラス張り・・・。晴れてしまうと暑い。
 帽子でも買ってこようかと思ったが、普段使わない物を買うのは気が引ける。
 ピカチュウのハンカチでも頭に乗せておこうか、と思ったがピカハンカチは小さかった。ほかの2つも小さいハンカチ&薄いハンカチだった。役に立たない。

 ちなみにピカハンカチでは手は拭かない。カバンに入れてるだけ。
 普通に使うのが一枚と、予備が一枚。それで3枚も入ってるのだ。

 イスの上に1枚ずつ乗っていたチラシで扇ぐ。玉光堂さんから小餅に来たハガキと同じ内容のチラシだ。

 『はじめてのア○ムくんでおなじみ!鈴木崇がやって来る!もちろん参加無料!』

 ・・・ア○ムくん?もちろん参加無料??
 笑わせてくれる楽しいチラシだが、あまり涼しくならないので扇子を使った。
 暑いけど扇ぐのも面倒になって太陽を睨む。

 「いちご、暑くないかなあ・・・。さっきまで寒くて、急に暑くなってビックリしてないかなぁ。それとも、家の所はまだ曇ってて寒いのかなあ・・・」

 ぼんやりしていると、常連さん達に声をかけられた。遠征班の方々だ。平日の昼間に遠征・・・崇君を応援するテンションとパワーを、小餅もあやかりたい。
 遠征班の方達は一番前の席を取っていたが、別班の方達が到着して・・・と、お話をしているうちに一番前の席が一個空いて、どうぞと薦められるまま、座らせていただく。

 思いがけず一番前。

 常連さんのお話によると、リハーサルも見たし、FMくしろに崇くんは出ていたそうだ。

 2時少し前。
 司会のお姉さんが現れる。
 今日は立派な音響機材だけではなく、司会のお姉さんまで!待遇が良いぞ!!

 「もうすぐ、鈴木崇さんのミニライブが始まりま〜す」
 「鈴木さんのライブは、今日が初めてという方〜。二回目の方〜。それ以上の方〜」
 「今日は、御年輩の方も来ていらっしゃいますね♪」

 声を聞いてやっと気がついた。FMくしろのお姉さんだ。FMくしろ主催の崇君のイベント時には、いつも司会をして下さる方だ。
 
あいかわらず顔を覚えるのが苦手な小餅(汗)

 ?。今日はFMくしろと何か関係があるのだろうか・・・。
 まあ、いいや。
 いつものお姉さんが進行して下さるなら、崇君も歌いやすいだろう。
 今回は写真撮影禁止等の注意はなかった。

 拍手の練習をする。
 ステージ下の脇にいるお兄さんが手を回したら、大きな拍手を〜。
 手拍子の練習もしたような
(ぼーっとして良く覚えていなくて申し訳ない)
 「鈴木崇さんでーす!」と登場時の拍手練習まで。

 そうしてるうちに、サンコート横のレストラン街通路に崇君が待機。

 午後2時。

 「鈴木崇さんでーす!!」

 鈴木崇君、ミニライブ開始〜。

 一曲目。『僕の恋人』

 小餅はテンションが低いままのせいか、歌い始まるまで何の曲か解からなかった。
 この歌は好きなのに、生で聞くのは初めてだったからだろうか・・・。

 「♪見とれているよ 切なくなるよ 大好きさ 君は僕の恋人〜♪」

 小餅は左足でリズムを取りながら手拍子をする。そうしないと手拍子がずれてしまうのだ。ヒラメ筋は頑張って耐えていた。右足も頑張って踏ん張っている。
 
明るいメロディーだが、実は大好きな恋人と別れてしまうという歌だ。
 
(小餅の解釈はこうだけど、本当は違ってたらスイマセン)
 
小餅は好きな曲なのに、なかなか顔を上げられず、ギターを弾く崇君の手元をじっと見ていた。やっと、顔を上げる事が出来て崇君の髪の毛を見た時、ふっと思い出した。

 「いちご・・・」

 なぜか、いちごを思い出した。いちごはサファイアブルーのジャンガリアン。毛の色は青みがかったグレー。さわった感じはビロードをフワフワに柔らかくした感じ・・・。

 「おかしいなあ、おかしいなあ、おかしいよ、この気持ち」

 なぜ、まったく似ても似つかない崇君の茶色い髪で、いちごを思い出したのか・・・。
 「♪君は僕の恋人〜」・・・いちごは小餅の恋人じゃないぞ!

 「こんにちは!鈴木崇です!」
 「暑い!温室みたいですね。ここは(汗)」
 「今日は、『スーパーとかち』に乗って来ました」

 ・・・JRスーパーとかちはここまで来ないけど(汗)途中から鈍行列車かい?
 すかさず、遠征班からツッコミが。

 「スーパーおおぞら!」
 「スーパーとかちじゃない?とかちだと途中で止まる??・・・スーパーおおぞらで来ました!」

 遠征班も、スーパーおおぞらだったと・・・。もしかして崇君と一緒の列車かな。

 「北海道は台風が来て・・・道東の方が被害があったと。みなさんの所は大丈夫だったでしょうか?僕は東京なんですけど・・・そんなに思ったほど被害はなかったです」

 ・・・世田谷だかどこかで街路樹も倒れて、関東のどこだかで2階建ての家が倒壊したような・・・、これは対した事ないのか、普段はもっとヒドイのかと、テンション低い小餅はちょっぴりひねくれた考えをしてしまう。イケナイイケナイ。気分良く見なくては。

 「釧路には良く来ていますが、今日はなぜ来ているか解かりますか?」

 2周年記念。と、小さく呟く。きっと誰にも聞こえない。

 「実は、イオン釧路昭和ショッピングセンターさんの・・・ちゃんと言えましたね?合ってますね!」

 満足そうな崇君。

 「イオン釧路昭和ショッピングセンターさんの、2周年記念で来ました!おめでとうございま〜す!!」

 そして、2曲目、『closet』 熱唱〜。

 時々、遠くで店内放送が入る。ちょっと『ためている時』もタイミング悪く店内放送。
 小餅はちょっと伏目がちで、歌のほうに聞き入る。集中集中・・・。
 だから、この時の崇君の表情は解からない。もしかしたら目を閉じて歌っていたのかもしれない。

 3曲目、『Ring Song』 これも、熱唱〜。

 2曲とも手拍子は付けない。付けちゃいけないしっとりした曲だ。
 間奏部分では、ハーモニカ(もっとカッコイイ呼び名があるはずだが小餅は知らない)とギターを同時演奏。
 それを見るのは小餅は初めてだったので、嬉しかった。
 それに、実はあまり好きじゃなかった「RingSong」が、今日はすごく良く聞こえる。なんだか心に染みてくる。

 「♪今はまだ、待たせてしまうけど、きっと、迎えに行くから〜♪」

 明日が見える時がきたら一緒になろう、と歌うこの曲。
 まったく反対のことを小餅は思い出す。
 それは昔、ちょっと頼りなくてよく失敗する上司が教えてくれた話。その人は若い頃、仕事を辞めるかもとか俺はこんな人間だから、と言うような事を愚痴っていたら「あんた一人くらいアタシが面倒見てあげるわよ」と言ってくれた女性がいたと。その人と結婚したんだと。
 ちょっぴり苦手だったあの上司は、今ごろどこに転勤させられたのだろう・・・。転勤転勤転勤で、やったことのない仕事の役職につけられて、また大変な思いをしてるのだろうか。その下に着く部下も、えらく大変なのだが・・・。

 たぶん、このへんでMC。

 「8月の第2週くらいにも、釧路に来たんですけど、その時、『個人のお宅に伺って歌を作って歌う』と言うのをやったんですけど・・・」

 STVラジオの企画だ。崇君にぜひ来てほしい!と言う方を募集して、崇君がその中の一件を訪ねて歌うのを携帯電話中継をしてラジオ放送に乗っけると言う企画(だったと思う)。新曲のキャンペーンで北海道各地を回った時に、同時進行で行われた。

 「その時、伺ったお宅の子は・・・来ていませんね。高校生の女の子なんですけど」

 平日の2時すぎだ。小学生のみぃも、まだ学校にいる。
 でも、午前授業の高校があるのか、わずかに高校生の姿もある。

 「夜に伺ったんですけど、なんと、ストーブを焚いていたんです!8月なのに、ストーブを焚くぐらい寒かったんです!!なのに、なぜ、今日はこんなに暑いんでしょう?台風も来たし・・・北海道って台風って来ないですよね?来ても温帯低気圧になってたりですよね?今年は何かおかしいのでしょうか・・・」

 別に、おかしくないけど、と、ツッコミを入れたくなる。

 だって、釧路って夏は天気悪いもの。
 夏は、ほとんど曇りであまり気温も上がらない。
 小餅なんて20℃越えると暑いって思うもの。
 天気が悪い日が続けば、夏でもストーブを焚く日も何回かある。
 もちろん晴れる日もあるし、夏日にもなることもある。
 でも、晴れの予報が出ても釧路は油断できない。風向きが予報を裏切る。
 南風が吹くとどうなると思う?暑くなる?いやいや、釧路は違う。
 暖かい湿った風が、釧路沖で寒流の上を通る時に冷えて霧になってしまい、海上海岸を覆って行くのだ。南から厚い霧に覆われ、おまけに霧雨も降る。
 面白いことに、霧は川にそって上っていったりする。だから同じ釧路市内でもあちこちで天気が違うのだ。気温もそうだ。
 反対に、西や北から強い風が吹くと気温が上がる時がある。

 そういうわけで、小餅は夏に寒い日があっても、別に気にならない。
 秋は夏よりも晴れるので、日が当たる温室にいれば暑くてもしょうがないかと・・・。それにさっきまでは寒かったぞ!
 ちなみに、崇君が来た8月10日は北海道全体が寒かったから、釧路はいっそう寒かったかもしれない。

 それと、10月に台風が来るのはめずらしいけれど。北海道は台風が来ないって?
 たまに来るけど・・・。
 勢力が弱くなったり温帯低気圧になる時もあるけど、だからって被害がなくなる訳じゃあない。
 それに、全国ニュースも関東中心に偏りすぎる。
 「台風は関東から東の海上に抜け、北に去って行きました」とか
 「台風は日本海に抜けて北に去りました」と報道する。
 おいおい、北に去ったって・・・北海道に再上陸じゃん!!
 あまり強くない台風や、動きの遅い台風だと、関東を抜けた途端に報道が減る。それと同様に「九州直撃。中国地方縦断!?」と言う台風情報も関東に関係なさそうだとあまり報道されないらしい(九州の人に教えていただいた)

 あ、イケナイイケナイ。
 小餅、本日ちょっぴりひねくれてる。もっと素直に聞かなくては(汗)

 「1×8行こうよ!と言う番組、見てる方、いますか?」
 「その番組で、僕もテーマ曲を作ったり歌ったりしていて、たまに出たり・・・」

 ここで、常連さん達から「防除慕情?防除慕情!?」とコール。
 防除慕情は、1×8の今までのテーマ曲とまったく違い、番組スタッフに無理難題を言われ作った労働歌・・・。ずばり、演歌だ。
 今日の、この曲順に、防除慕情を入れるのか!?しっとりと良い感じに歌ってきたのに、ド演歌を歌うのか!?

 防除慕情・・・聞きたいけど、今じゃなくても良い。
 いや、今じゃない方が良い・・・。

 「いや、それは歌いません(汗)」

 ちょっとホッとする。ここで聞けなかったら・・・二度と聞く機会がないかもしれないけど・・・残念だけど・・・やっぱりホッとする。

 「番組で、大きな畑や田んぼを作ってるんですよ。今まで他にも色々なことをやっているんですが、今は、北海道を元気にしよう!北海道の農業を元気にしよう!って、農場を作ってるんです」
 「僕も、その畑でトウモロコシをもいだのですが、一回やってみると、『台風が来る』とか聞くと気になります。大丈夫だろうかと」

 農場の心配をするとは、さすが1×8のYOYO’Sファーム専属歌手。

 4曲目、『心にメロディー』

 曲の途中で、何を思ったのか、お客様に一緒に歌ってほしいという崇君。

 「♪い〜つも、心にはメロディーを〜♪」

 と、繰り返して歌う。
 なかなかお客さんの声は大きくならない。
 何度か繰り返すうちに。声もそろってくる。

 崇君&お客様’sで、合唱〜。

 「歌ってくれて良かったです。1人で歌ってると、退屈になって・・・」

 ・・・退屈?

 聞き間違い・・・じゃないよなぁ(汗)
 日本語って難しい。なんとなく言いたいことは解かるけど。
 きっと、1人じゃなくてみんなで歌いたかった、会場と一体になりたかった・・・だろうか?
 う〜ん。うまく書けない。小餅は日本語が若干不自由。人のことは言えない(汗)

 最後、5曲目、『さよならゲーム』

 手拍子、手拍子。
 2番の途中で気がつく。
 この曲、サビの部分は手拍子が違う?
 最初はタン、ウン、タン、ウン・・・・・・で、サビはタン、タン、タン、タン・・・かな(汗)
 しまった・・・一番は歌しか聞いてなくて、違う手拍子してたかもしれない。

 歌い終わって、拍手拍手〜。

 崇君が両手を横に広げて、手のひらを上に向ける。
 そして、まるでオーケストラの指揮者の様に指を動かす。
 あの動きは・・・「もっともっと大きく!」

 まるで、昔見た『ゴダ○ゴ』の某メンバーの様に、拍手を求めてる・・・。

 拍手喝采〜。

 崇君はまだ止まらない。
 ・・・アンコールかい?アンコールを求めて欲しいと??
 2時半までのはずが、ちょっと時間超えたのに・・・時間は大丈夫なのだろうか?

 「自分からアンコールを求めてしまいましたが、夕陽ヶ丘の夏です」

 アンコール、『夕陽ヶ丘の夏』熱唱〜。

 「いつもイオン釧路さんには、お世話になっています。また、3周年、4周年、5周年と呼んでいただきたいです!2周年おめでとうございます!ありがとうございました!」

 ミニライブ、終了〜。同時に崇君のサービスタイム開始!?

  

 ここで、司会のお姉さんがアナウンス。

 「ステージの横では、鈴木崇さんのCDを売っています!新曲のさよならゲームを買うとサイン入り生写真が付きます。これはさよならゲームのみの特典です。もう持っている方もたくさんいると思いますが・・・生写真ももらえますし、鈴木さんとちょっとお話も出来ますので、この機会にどうぞ!」

 なんだろう・・・。今日はいつもより玉光堂さんの店員さんが多い気がする。
 その横に、CDにサインするために崇君が並ぶ。
 みんなCDを持っているのか、なかなか並ばない。
 そのうち、遠慮がちに並び始める。
 小餅は買おうかどうか悩んだ・・・。
 だって、もう2枚も持ってるし、小餅家で同じ物が3個もあるのはライチュウのぬいぐるみとピカチュウの座布団・・・あ、ポケットピカチュウもあったか。
 どれも、2個買ってしまった時点で「俺のは?」と、みぃパパが言ったから買ったのだ。
 みぃパパはCDを欲しいと言っていない・・・。
 それに・・・水道の修理にお金がかかるし・・・。

 悩んでいるうちに、並んでいたお客さんが減った。
 写真撮影会はあるのだろうか?
 即売会が終ったら、すぐ帰ってしまうかもしれない・・・。
 やっぱり行くか。

 「ちょっと買いに行ってきます!」

 常連さんに声をかけてから、並びに行く。
 見なれた店員さんが数名。・・・ちょっと恥ずかしい。予約して買ってるの覚えてるかも。
 小餅の後ろに来たお客さんが、店員さんに声をかけた。

 「すいません、RingSongは、どのCDに入っていますか?」
 「RingSongですか?」

 RingSongを気に入ったお客様がいたようだ!
 このライブでファンが増えたって事で良いね!!
 店員さんが、『はじめての鈴木くん』を持って裏返し曲目確認する。
 その次に『closet』に手を伸ばす。
 つい、余計なおせっかいをする小餅。

 「RingSongは、一番新しいCD、これに入っていますよ」 

 と、『さよならゲーム』を指差す。要らんことしたかな(汗)

 「すいません。教えてもらっちゃった(笑)」

 と、笑ってたから良いか。
 偉そうに教えておいて、さよならゲームを買う小餅。
 知ってるくせにCD持ってないのかと思われたかな?
 まあ、いいや、小餅の座右の銘は『変な人って思われても良いや』だし。

 馴れた感じに玉光堂店員さんは、お金係、CDをサイン出来るように封を切ってくれる係、と手際が良かった。『さよならゲーム』は流れ作業で崇君の所へ。

 「こんにちは、また買いに来ました」
 「こんにちは!水道、大丈夫ですか?」

 マメな崇君。小餅家の水道のトラブルを覚えていてくれた。実は崇君のラジオにメールを出していたのだ「水道工事にお金がかかります。CD買えないかも・・・」と。そんなメール出してしまうなんて・・・小餅って変わり者。

 「心配させてスイマセン(汗)来週工事します。今日は、RingSong、良かったです!」
 「ありがとうございます」
 「あのぅ、釧路はいつもこんな感じですよ。夏は寒くて秋は晴れてて・・・」
 「ああ、そうなんですか!」

 ああ、また小餅は日本語が不自由だ・・・。
 もっとちゃんと言わないと、これでは「釧路は常に夏はストーブ、秋は暑い」に聞こえてしまう(汗)正しくはさっき書いた通りだ。・・・後でお便りを出さなくては・・・。

 CDにサインをしようとして、崇君が言った。

 「ええと、お名前は・・・」

 ?

 小餅の名前忘れたのか?と思いつつ、本名を名乗る。
 後で思ったのだが、もしかして「誰かに贈るCDだったら、その人の名前書くよ」って意味だったのかも。・・・申し訳ない。(このCDはこの時点で行き先は決まっていなかった)

 サインをしてもらいCDを受け取る。
 受けとってそのまま手に持てば良いのに、袋に入れようとして入らなくて、もたつく小餅。
 見かねて崇君が袋を押さえてくれる。重ね重ね申し訳ない・・・。

 「ありがとうございました〜」

 握手をして、お礼を言って離れる。

 その後も、CDは売れて行く。良かった良かった。
 もうそろそろ、買う人はいないかなって頃、崇君は御機嫌なのか高校生と遊び始める。
 特設CD即売場にいるままで、離れたとこにいる高校生においでおいでをする。
 キャーと笑ったまま行かない高校生。
 買いにおいでと誘う崇君。ついにパントマイム風のことまで始める。
 ・・・その格好は、縄を引っ張ってるのかな?
 でも行かない高校生(汗)

 即売会終了〜。
 ここからは、写真タイム。

 崇君と並んで写真撮影が出来る!

 これまた遠慮がちに撮影を頼む人ばかり。
 崇君も時間に余裕があるのか、さっきの高校生達と写真を撮った後に楽しそうに話しこんでいる。
 高校生の1人が、何かストラップを首にかけていた。
 カードだ。関係者以外立ち入り禁止の所に入る通行証みたいなやつだ。
 でも、高校生が付けてるのは・・・・・・『大泉洋IDカード』に見える。
 使い道がないけど困った時にはこれを使ってみて、と洋ちゃんが言ってたカードだ。
 遠目でハッキリしないが、あれはきっと洋ちゃんだ!
 崇君もそれに反応してカードを捕まえてるし。
 小餅はカードは持ってるけど、入れるストラップは買ってない。

 高校生が離れてから、また写真撮影は続く。
 そのうち面白いポーズを撮る方たちも出てくる。

 5人で普通に並んで一枚。そのまま向きを変えて『小さい前ならえ』もしくは『電車ごっこ』みたいなポーズ。
 キャイーンのポーズ。

 ・・・変なポーズを撮ってもらえるってことで良いね?
 じゃじゃじゃじゃじゃあ、小餅も頼んでみよう。
 変な人って思われても良いや。幸い、みぃ&みぃパパもいないし。
 この座右の銘、便利だな。(洋ちゃんには変えた方が良いと言われたけど)
 良く言えば大胆に、悪く言えば開き直る事が出来る。

 適当なところで、崇君に近寄る。

 「変な写真、撮りますか?」
 「良いですよ」

 また日本語を誤った。「変なポーズをお願いしても良いですか?」だろう(汗)
 でも、快く返事をもらう。

 「じゃあ、背後霊になってもらえますか?」
 「良いですよ」

 背後霊。この一言だけの注文で、どんなポーズを取ってくれるのだろう。ワクワク。
 良いポジションに居た為、先ほどからカメラマン役をかって出てくれている常連さんにカメラを託す。古いカメラをフタを閉めたままで渡してしまい、崇君に指摘されて気が付く小餅。
 失敗失敗。

 小餅の後ろに廻る崇君。どんな表情でどんな格好か解からないが・・・
 なぜか、見ている方達には受けていた(汗)

 「崇君〜。それじゃストーカーだよ」
 「あ!御主人が!」

 みぃパパは忙しくて、この後の土日も仕事で絶対来ないのは知ってるので動じない小餅。

 パシャッ!
 無事に「心霊写真」撮影終了〜。

 「ありがとうございました!」
 「出来あがるのが楽しみです」
 「出来たら贈りますよ」

 遊んでもらえて幸せな小餅は、握手をしてもらい、その場を離れる。
 ちなみに写真は素晴らしい出来だった。背後霊さんは、ヘらっと笑う小餅を守っているのか、それとも取り憑いているのか恐い顔で写っていた。
 恐い顔に閻羅王もビックリするかもしれない。
 小さい小餅の後ろに隠れて顔を半分だけのぞかせている。良い魔よけになりそうだ。
 でも、恐い顔してくれて良かった。
 あのポーズで笑ってたらストーカー写真になってしまう(汗)

 この後もまだまだ写真撮影は続く。
 最後の方は常連さん達が続く。

 写真撮影終了〜。

 その時に、常連さん達が箱を取り出した。
 何かプレゼントがあるようだ。

 「ここで見て欲しいんですけど・・・」

 開けて取り出した物は・・・『千羽鶴』だった。
 CD完売祈願。そしてガンバレの意味も入っているようだ。
 とても、心のこもったプレゼント。

 「ありがとうございます!甲子園とかで贈るのは知ってるけど、頑張れって時も千羽鶴なの?千人針じゃなくて良かったです」

 と嬉しそうな崇君。
 常連さん達と話も弾んでる様だ。

 その後ろのステージでは、『鈴木崇ミニライブ』の張り紙をはがしている。

 「あ、スイマセン!それ・・・」

 常連さんが、その紙を借りている。
 そして、集合写真を撮るらしい。
 崇君と数人の常連さん達で、千羽鶴と『鈴木崇ミニライブ』を持って撮影〜。
 とても楽しそう♪

 時間が来たのか、挨拶をして帰ろうとする崇君。

 音響機材を片付けている業者さんにも、お礼を言っている。
 マメだね。そしてこの気持ち大事だなあ。小餅も見習わないと・・・。

 そして、本当にギターケースを持って、崇君は帰っていった。

 「ありがとうございましたー!」

 崇君、退場〜。

 レポもここで終了〜。

  

 余談。

 ここで、常連さん達とちょっとお話をして小餅も帰る。

 時間は3時半。みぃは、もう学校から帰ってきただろうか・・・。
 自転車を飛ばしながら、ちょっと反省。

 「無意識に、時計を気にしてたかもしれない。ご機嫌直して行けば良かった・・・。もっと素直に聞けば良かった・・・。一番前でさえない表情してたかも。歌いにくいような態度だったかも・・・」

 と・・・。

 「ただいま!・・・みぃはまだ帰ってきてない。いちご・・・寝てるかな、いちご?」

 いちごの小屋を覗く。姿が見えないけど、ほんの少し、牧草が動いている。寝ている。呼吸でわずかに動くお腹で牧草も動いているのだ。が、困った物も見つけてしまう。

 「・・・・・・」

 夜行性のいちごは、寝ぼけてトイレを間違っていた。
 回し車が濡れていたのだ。

 「いちご・・・あんた、もしかして、呼んでたのか!?」

 あの、いちごを思い出した瞬間、いちごは500メートルも超音波を飛ばしていたのかもしれない。
 『遊んでないで、とっとと帰って来い!汚しちゃったから掃除しろ!』と。

 そしてその夜・・・。
 今日買ったCDは、みぃパパが車の中に置きたいと言ってくれた。
 が、いちご君に続き、ヒラメ筋君と大腿筋君も不満を言ったのだった・・・。 

終わり

 

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ちなみに小餅の座右の銘『変な人って思われて良いや』は
洋ちゃん&顕ちゃんのラジオ「GOLGOLGO」で8/9に読まれました。
 座右の銘は何?ってテーマの時に、洋ちゃんに読まれたのです。
勿論、その真意も読んでもらったのですが、洋ちゃんには
「小餅ちゃんねえ、座右の銘は何ですかって聞かれて
『変な人って思われても良いや』じゃ解かりにくいから
『人は人、自分は自分』で良いと思うよ」と言われました。
でも、読んでもらったおかげで、座右の銘はパワーアップ。
その翌日、洋ちゃんのイベントに向かう旭川行き特急列車の中で
足が痛くなった小餅は、車内で堂々とバン○リンを塗ったのでした。
ほら「人は人、自分は自分」よりも
「変な人って思われても良いや」でしょう?
そうそう、この「人は人、自分は自分」って顕ちゃんの座右の銘です。
「変な人って思われても良いや」の真意も、書いておきますか?
自分が思うほど他人は自分のことなんか見てないし
何気ない一言に傷付いたり、自分の言葉が失言だったかもと
落ちこんだりするのは時間の無駄だ。人の目を気にすることはないんだ。
変な人って思われたって良いじゃない。それが自分なんだし。
こんなような意味です。

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