JUSCOイオン釧路昭和SC
鈴木崇ミニライブレポート
2001.10.13 午後1時〜

2001.10.15 

 
 
鈴木崇君のギター一本、マイク無しのインストアライブのレポートです。
 小餅の耳で聞いて目で見た通りに思い出すまま順不同に書くつもりですが、記憶違いやセリフ違いが多いかもしれません。その辺はご了承下さい。特に鈴木君のファンになったばかりなので、話し口調や一人称を間違って覚えてるかもしれません。

 鈴木崇君の公式HP TAKASHIKUN.net の 鈴木君の日記も読んでいただけるとわかりやすいです。

  
 ・・・10月13日、午後1時まで、あと30分を切った頃・・・

 家を出るのが遅れた小餅は、慌てて店に飛び込んだ。急いで会場へ走る。
 1Fインフォメーション横、やけに幅の広い通路・・・そこが会場だ。

 「あれ?」

 柱の前に小さな看板と、教壇?一個のステージ・・・。
 誰もいない・・・。
 看板に近づく。時間も場所も間違いない。
 ちょっと不安になる。

 「何で誰もいないの!?」

 回りを見渡すと、小餅の様にここを気にしている人が数名いる。

 「間違いなさそうだなあ・・・。でも、どこに並べば良いんだ?」

 ここは通路だから、イスがないのはしょうがないとして・・・ロープか何か張ってくれてればそこの並ぶのだが、そこまでしなくて良い人数しか来ないのだろうか??

  

 ・・・20分前・・・

 玉光堂(CD店)の店員さんがテーブルやCDを運んできた。チラシも配り始める。
 小餅も近くに行き、チラシを貰う。が、やっぱりどの辺に並べば良いのか解からない。

 「とりあえず、この辺にいよう」

 小餅はステージから3メートルくらいの場所に立った。
 さすがに真正面は、はずかしいので少しななめ前くらいに立った。小餅が一番最初に並んだかどうかは解からないが、だいたいそのラインを先頭にステージを取り囲む輪が出来てきた。

 あまりにも近づきすぎだったら、「下がって下さ〜い」と係の人に言われると思っていたが。係の人はお客さんを集めるのと、CDを売るのに忙しそうにしていた。

 なんと、予約特典だったYOYO’Sコーラス入りCDも並んでいる。高校生がCDを指差し何か訊いている。どうやら、洋ちゃんのコーラス入りCDが欲しいらしい。closetを買うと付くと言われて値段を訊いていたが、結局買わない。他にも「あれ!YOYO゜Sのだよ!!」「え〜?なにそれ」「知らないのぉ?1×8でやってたやつだよ」「見てないよ〜」そんな会話に不安になる。大泉ファンも少ないって事か・・・。

 「鈴木君目当ての人は少ないのかなあ・・・」

 小餅も実際、約2週間前までは鈴木君ファンではなかったのだ。
 不安になる。それでも学校帰りの高校生が多かったので、人だけは集まりそうだった。

 どこかから鈴木君が様子見てるんじゃないかって、回りを何度か見渡した。
 どんどん人が増えてきている様だ。
 吹き抜けになってる通路なので、2階からも見てる人がいる。
 小餅は背が低いので自分の後ろの方がどれくらいいるのかは、さっぱり解からなかったが、2階に人がたくさんいるのにはビックリした。

  

 ・・・1時ころ・・・

 「呼んで来ます」

 と、走っていく人。そして・・・

 鈴木崇君登場!!

 想像してた通り、背が高い!洋ちゃんと同じか、ちょっと高いだろうと思っていたけど、本人がそばまで来てビックリ。大きい!存在感がある!!

 「これは、何の騒ぎでしょう?ちょっと、とまどってます」

 鈴木君の挨拶に、会場が笑う。ついに、インストアライブの開始だ! 
 カメラのフラッシュも光る。

 「写真、どんどん撮って下さい。魂が抜けるほど撮って下さい(笑)」

 「こんにちは! 2階のかた、聞こえますか?どうぞ下に来て下さい!途中で帰ってもかまわないですから!」

 「ここに来るのは・・・たぶん3回目だと思います。1回目は3人くらい、2回目はグルっと輪が二重になるくらいでした」

 今日集まった人数に、かなり驚いてる様子。

 「この歌で僕を知った人も多いと思います。アコムのCMの歌なんですが・・・♪初めてのアコム〜初めてのムジン君〜ラ〜ラ〜ラ〜ラララララ〜 初めてのアコム♪」
 「15秒の歌を、CDにしてしまいました。『はじめての鈴木くん』です」
 「このCM、今は女性が歌うバージョンになってますが、実は・・・」

 と、ここだけの話をしてくれる。いずれ解かることだけど、鈴木君が黙っててなんて言うので書かないでおこう。たいした事じゃあないです。いや、たいした事か。本人にとっては。

 ここで、『はじめての鈴木くん』を熱唱!

 本当に間近で、手を伸ばせば届くんじゃないかってくらい近くでの熱唱。
 歌と歌声に、小餅はすっかりまいってしまう。水曜どうでしょう風に言えば『やられてます』だろう。

  *

 「ラジオとかやってるんですけど。テレビにもたまに出てます。僕のラジオ聞いてる人いますか?」

 高校生達が手を上げる。
 小餅は一番前にいたくせに、手を上げられない。聞いていないんだからウソはつけない。

 話しの流れの中で、会場から「宿、歌って!」のような声がかかる。とまどいの宿テーマソングを歌って欲しいらしい。

 「今日は、とまどいの方を歌わせてください。宿は・・アンコールで歌うかも(苦笑)」

 このあと、「closet」「とまどい」を熱唱。(順番が逆かも(汗)

 鈴木君の今までの活動話に。

 「デビュー曲があまり売れなくて、事務所クビになったんです。・・・ここ、笑う所です!笑ってくれないと辛いです(笑)」

 鈴木君は、会場を笑わせたいようだ。話題が話題だけに、あまり暗い雰囲気で聞いてほしくないってことか?

 「貯金を全部下ろして自分のCDを買って、それを売り歩きました。・・・そんなに貯金はなかったんですけど(笑)。CDを持って路上で歌って、CDを買ってもらって、投げ銭をしてもらって、そのお金で移動宿泊しました」

 それで、全国をまわったのだという。

 ちらっと、小餅はどこかで聞いたか読んだかしていたのでビックリはしなかったが、本人がそう言うのは始めて見た。この話にも、すっかりやられてしまう。
 6日前にテレビ(洋ちゃんの出てる1×8)で見た鈴木君はSTVホールでのコンサート(9/27)で涙ぐんでいた。そのVTRを見て洋ちゃんも感慨深げだった。それを思い出す。

 「売れると思ったんですけどね。ここでも売っていますけど、今すごくレアです(笑)」
 「(良い歌かどうか)皆さんに聞いてもらって判断していただきましょう」

 デビュー曲『梅雨入りの日』を熱唱。

 「僕、歌を続けて良いですか?」

 小餅、何度もうなずいてしまう。そして、会場からは大きな拍手!

 *

 「セイコーマートさんのCM知ってますか?女の子が大きな100円玉ころがしてるやつ。その歌です。知ってる方は、一緒に口ずさんで下さい」

 『Life』熱唱。小餅、一緒に口ずさむ。小餅が今、鈴木君の為に出来るのはこれくらいだろう。小餅は完全にやられてる・・・。

 『Life』は、ラストソングだった。

 が、当然アンコール!

 「北海道の方に、ぜひ聞いてもらいたい曲です。これからの季節に・・・」
 「『月と太陽』です」

 小餅の隣りの女性が、ちょっと喜んだのがわかった。きっと大好きな曲なのだろう。

 これも熱唱!・・・1時30分過ぎ、ライブは終了した。

 ここからが、鈴木君のファンサービス!サービス精神旺盛!!サービスしすぎ!?状態に小餅のほうが魂抜かれるんじゃないかと思ったくらいだった。

 ・・・ライブ終了後・・・

 鈴木君のサインをもらうために並ぶ。
 事前にCD『closet』を購入した人は、CDとイベント参加券を持ってきていた。ライブ直前に買った人はそれを持って並んだ。
 ライブ後にCDを買ってサインの列に並ぶ人も大勢いる。

 小餅はイベント参加券を持っていたので、わりと前のほうに並ぶ事が出来た。
 前をのぞいて見る。
 鈴木君がお客さんと握手をしている!しっかりと!!

 小餅はキンチョーして手のひらに汗をかいている。いけない!慌ててハンカチで拭く。

 前のほうの声が聞こえる。何!?名前を聞かれる!?そ、そうか、〇〇さんへって書くのだろう。ってことは鈴木君と会話するってこと!?!?

 もっと緊張する。ついに小餅の番だ。

 イベント参加券をテーブルに置いた。それには住所氏名等を書いてある。

 「よしこさん?」

 突然、鈴木君に声をかけられた。

 「ゆうこです」

 よしこって読み間違えられたのは、・・・たぶん16年ぶりくらい。ちょっと予想外でビックリする。サインし終わって鈴木君が小餅に話しかけながら握手するために手を伸ばす。

 「はじめまして!」
 「・・・こんにちは。・・・コーチャンフォーに行けなくてすいません。ラジオのほうは聞きますから」

 鈴木君は会った人を覚えているのか?はじめましてと言われたのに、小餅は、こんにちは、と間抜けな返事をしてしまった。
 そして、1番前で見てたくせに、同じ街のもう1つのイベント会場に行けなかったことと、ラジオを聞いていないことを、謝りたかったのだ。

 「ありがとうございます!」

 鈴木君は、さっきよりもっとたくさん握手をしてくれた!

 「また会いましょう!」
 「また来て下さい!」

 と、熱い握手!!

 ほかの方にも、似たような事を言っているのだろう。解かっていても、小餅はすっかり、鈴木崇君の人柄にも、まいっていた。そう、水曜どうでしょう風に言えば、やられきっていた。

 小餅はその場から少し離れる。サインを待つ人の列は長く続いている。
 50人以上いた様に思える。

 サインを貰いながら写真を撮る人がいる。その度に鈴木君は

 「サインが終わったら、写真撮りますから、待てって下さい」

 と答えている。小餅はカメラは持って行かなかった。この店は普段なら「撮影はご遠慮下さい」という店なのだ。

 「これだけ一人づつ丁寧にサインと握手をしているなら・・・間に合う!」

 小餅は、いつもの写真屋に向かった。現像をいつも頼む所だ。そこから50メートルほどの同じ店内にある。
 そこで、使い捨てカメラを買う。その場で封を切り、いつもの店員さんに袋を捨ててもらう。再び鈴木君の元へ!

 十分に間に合った。待ってる間に使い方をチェックする。

 まだまだサインの列が終わらない。小餅が今できる事・・・鈴木君のためにできる事・・・CDを買う事!小餅は持っていなかったCDを買っていた。
 そう、『closet』以外全部。

 そしてサインの列が少なくなった頃、係の人が

 「写真のかた、こちらに並んで下さい」

 並んで待つ。もう2時なんてとっくに過ぎていた。サインが終わり鈴木君が来る。
 すると係の人がカメラを預かっている?
 どうするんだ?自由に鈴木君を写そうタイムではないのか??

 鈴木君は、待ってた人の肩を抱いた!?

 「な、ツーショット写真なの!?」

 小餅は、てっきり『鈴木君を撮ろうタイム』があるのだと思っていた。
 小餅の番が来る。係の人にカメラを渡す。
 鈴木君の横に並んだ小餅は、肩を抱かれる。
 やっぱり背が高い!でもいいのか?こんなにくっついて!?

 不覚にもドキドキで、笑顔なんて上手く作れなかった。
 ただただ、小餅は幸せそうな顔だっただろう。

 「ありがとうございました!」
 「ありがとうございます」

 また、握手。今度は手に汗握ったままだった。ごめんなさい鈴木君。

 この後は、終わるまで見ていたが、変なポーズや変な顔を鈴木君と一緒にする人がいた。撮影なれしている?

 鈴木君と抱き合う女性も出現!う〜ん、大胆(汗)。小餅も見習うべきか??

 そして2時30分過ぎ、すべて終了!

 次回は、またこんな風に、ふれあえるイベントだと良いな〜と思った。

 終わり

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ちなみにツーショット写真は、なかなか良い写りでした。
小餅が細く写っている良い写真です。
でも肖像権の関係でアップしません。あしからず。

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