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ポケモンのコミックは色々あるが気に入ったピカチュウにはなかなか出会えなかった。この本を買ったのは描いているのが真斗先生だったからだ。ガンダムWのパロデイ本で真斗先生のファンになってしまっていた小餅は「きっと真斗先生のピカチュウは可愛いはず」そう思い買ったのだった……。 もちろん、ピカチュウは可愛かった。だが、それ以上のコトもあった。 1巻を読み終わった時点で、キョウ様にはまっていたのだ。 しかし、3巻を読み終わった時には、小餅はサカキ様にすっかりハマっていた。そのあと暫く出番がなかったので、サカキ様への思いは日に日に積もるばかり。頭の中でどんどん彼は美化されていった。 4巻を買った後、このままサカキ様もキョウ様も出ないのなら買うのやめようか、と考えたが、たまたま立ち読みした学年誌にキョウ様が出ていた!? 5巻のワタルにハマった。四天王の将でポケモンの為に人類を抹殺すると言うワタルにハマってしまった。……マスターアジア(Gガンダム)もデビルガンダム四天王の将で、破壊されつづけている地球を再生する為に人類を排除しようとしていた。……このタイプの悪役にまたハマったのだ。サカキ様の出番が無くてもワタルの行く末が気になったので、学年誌の立ち読みにどんどん熱が入っていった。 そしてついに サカキ様復活!! 「心配するな。私もトキワのトレーナーだ」 何度この部分を立ち読みしただろう。そして次月号が発売されるまでがなんと長かったことか!長かった1ヶ月が過ぎ、やっと発売された本のサカキ様は今までの分とばかり大立ち回りをしてくれた。ワタルの苦しげな顔まで見る事が出来た。 そしてキクコにハマった。過去話にも感情入ってしまったが、とくにこのセリフ 「ポケモン図鑑なんてものをつくっているようじゃだめだ」 に、同感してしまったのだ。オーキドが忙しそうにしていたのは新しい図鑑を作るためだったのか!?小餅はずっとオーキドの事を 「ポケモン図鑑なんてものをつくっているようじゃだめだ。そんなことをしているうちに、ポケモン達は……みんな滅びてしまう」 オーキドだけでなく、人類が、これ以上の自然の破壊を止めて緑を取り戻そうとしていたら、しようとしていたら、キクコ達は『人類抹殺計画』を自らやめることが出来たのでは?と思ったのだ。だから四天王編ラストの部分は納得していない。 『死ぬほど苦労して大地を元どうりにもどす』事をしていって欲しかった。そうしないと人類は自分たちの間違いに気がつかないだろう。同じ過ちを繰り返せば今度こそポケモンの絶滅、自然・動物の絶滅、人類の絶滅になるだろう。……そうなる前にまたワタル達が暴れるだろうけど、彼らがいなくても、同じような思いを持っている『第二のワタル』が現れる可能性もある。 そんなのは小餅の勝手な心配で、きっと正義のジムリーダー達が、緑の戻った大地とポケモンを守っていくのだろう。 7巻で四天王編が完結した。サカキ様の「私もトキワのトレーナーだ」が「オレは〜」になっていた(何故?)……サカキ様は部下をおいて何処に行ったのだろう?キョウ様は何処で療養しているのだろう?…… |
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