第36回 北海道工業大学大学祭
鈴井貴之×大泉洋トークライブ


2003.9.21(日) 北海道工業大学 体育館2階 13:00〜

  

 トークライブの様子を、小餅の耳で聞いた、あやふやな記憶を頼りに書きます。
 内容は順不同に思い出したまま書きます。かなり間違ってると思いますが、ご了承下さい。
 今まで聞いたラジオともネタがかぶっていたため、トークライブで言った以上にラジオから聞いた情報を加算して書いてしまう可能性もあります(大汗)
 二人の台詞が、逆になってる可能性も・・・。
 このHPに来られるお客様のほとんどが、彼らを知らないと思います。
 だから多少説明がましい書き方になるかもしれませんが、ご了承下さい。


 9月21日、本日の天気晴れ、風が多少強い。

 北海道工業大学まで、小餅達は楽に行けるが、チケットを売ってる場所はバス&JRを乗り継いで行かなければならず、チケットを買うのが遅れた小餅家はずいぶん大きな番号のチケットを持っていた。

 チケット番号は座席番号だが、ブロックで座席を区切っているので、必ずしも番号が大きいからといって後ろとは限らない、という話しだった。

 一番後ろでない事を祈りつつ、会場へ。

 ・・・祈り虚しく、一番後ろの席だった。

 当日券を買ったほうが、隣りのブロックの前の方(体育館中央の少し隅の方)だったかもしれない。

 そして、運悪く小餅の前方はパラパラと席が開いていたが、体の大きなお父さん達が座っていた。ステージ上のイスとテーブルが見えない・・・。これでは二人の姿が見えないかもしれない。

 多少不安を感じつつ、13時。

 学生さんと思われる司会のお兄さん登場。

 「〜ええと、普通ここで、鈴井さん大泉さんの紹介をするのですが、みなさんもう御存知でしょう、ということで、早速お二人に登場していただきます!」

 トークライブ、開始〜。

 向かってステージ右手、特設の幕から、洋ちゃん&ミスター登場〜。
 挨拶。

 「・・・(お客様は)男ばっかりですね。鈴井さんがいるとこうですよ」(大泉)
 「今日は、どの子にしようかなあ〜」(鈴井)
 「男を物色してるんですか!?」

 前方の席は工業大学の学生さんが多かったのか、普段のトークショーより男性が多かったようだ。別に鈴井ファンが男ばっかり、という訳ではない(はず)。

 「トークショーって、しばらくぶりですね」
 「映画の舞台挨拶とか、上映会のトークショーはしていましたけど、トークショーだけっていうのはひさしぶりですね」
 「こ、工業大学って、ロボコンでしょ?ロボットばっかり作ってるんでしょ?」
 
「ははははは、そんなことないでしょう」
 「そうでしょう?みんなロボット作ってるんでしょ?」
 「あれは、高専でしょう。釧路高専とか・・・」

 よくNHKで放送している、課題のロボットを作り競い合うロボットコンテストか?

 「俺、ロボコン好きなんですよ。映画になるって聞いて嬉しかったもの」
 「テレビで入ってると、つい見ちゃいますね。玉を入れるとか・・・」
 「このロボットじゃ無理だろってのがあったりして。俺、ロボットになって映画に出ても良いくらい好きですよ」

 「学祭は。しばらくぶりです。前に、母校(高校)で公演会があったんだけど、その時、俺と話しした先生は俺のことパーマだろう!って言ってた先生でさ、その先生が『体育館の生徒の間を通って入場して下さい』って。高校生ですよ?危なくないのかって、そしたら先生は『二年生だから大丈夫です。三年生になったらちょっと危ないです』って。三年生はもう疲れたサラリーマンみたいなもんだって」

 疲れたサラリーマンではなく、諦めたサラリーマンと言ったかもしれない。

 「で、生徒の間を通って出たんだけど、紙ふぶきじゃなくて紙飛行機を飛ばしたんだよ。当然、俺のファンじゃないヤツらばっかりだろうから、力入れてぶつけて来るんだよ!ステージに上がったら、もう説教だよ」
 「女の子なんてさ、こう、脚を開いて座ってるんだよ、ルーズソックスでさ。で『まだ、ルーズソックスは流行ってるの?』って訊くと『はやってまぁ〜す』って、中には何人か紺のハイソックスはいてたけどさ」

 間延びした、だら〜とした声で『はやってまぁ〜す』と言う洋ちゃん。
 結局、母校の公演会では、お説教っぽくなったらしい。

 「で、最後には、君達にはテレビ関係の仕事に着いて、どんどん頑張って欲しい。そして偉くなって、ぜひ、俺を使ってくれ、と」
 「あはははは」

  

 「どうでしょうDVD第三弾、予約した人〜」

 バラバラと手が上がる。もちろん小餅も一番後ろなのに頑張って手を上げる。
 だがしかし、洋ちゃんの顔は前の方のお父さん達でほとんど見えず・・・。
 かろうじて、ミスターの顔は見える。

 (しばらくして、喋ってうちに洋ちゃんは立って話してくれた。ミスターもライブ途中から立ってくれた)

 「・・・ああ、この人数ですか」
 「まだDVD持ってる人は多くないので、ファンじゃない人も多いこの中で、この人数の予約は良いんじゃないですか?」
 「予約がすごい事になってるんですよ」
 「一回目の時は、オリコンで5位。2回目が2位」
 「2回目の時は、猫の恩返しが1位だったので、ワン・ツー制覇ですよ!」

 猫の恩返しで、古文の先生や猫兵、猫の曲芸師?を洋ちゃんは声をあてた。ミスターは猫シェフと曲芸師?だ。

 「俺なんて全然目立たなかった。俺は千と千尋にも出てたから、ジブリの人が気を使ってくれて、長い台詞の役をくれたんだろうけど・・・、ずっと後ろを向いてたんですよ?それも古文の先生だ。全然目立たなかった。それにひきかえ鈴井さんの猫シェフ!目立っていましたよ、『捕れ捕れピチピチのしゃかにゃだニャア』って」
 
「しゃかにゃ?」
 
「『捕れ捕れピチピチの魚だにゃあ』・・・やっぱり、顔ですね。キャラクターの顔ですよ」
 
「アニメのキャラクターの個性とか?」
 
「アニメのキャラの個性があるほうが目立ちますよ」

 「アニメと言えば、onちゃんアニメ見た?ちょうど、ベッカムが来てて裏でそれをやってたから」
 「俺、ベッカムのほう見てた(笑)」
 「北海道ではさ、昔、CMで俺がnoちゃんの声やってたのに、なんだ、30分アニメになると、竹中直人だぁ?」

 正確には30分アニメではなく、55分アニメだと思う。

 ちなみに、onちゃんのキャラクターが見たい人はhtb公式サイトへGO

 「で、俺と鈴井さんも出るって。二人で(アニメが出来る前に)先に30秒くらい喋って」
 「まあ、どうでしょうの枠どりって感じでアドリブで・・・」
 「それに、アニメをつけてくれるって」

 先に喋ってそれにアニメをつけてくれたらしい。

 「日本アニメーションさんに、どうでしょうファンがいて『二人のアニメを作らせてもらえるのならタダでも良い』みたいな事言って。で、(ファンだって言うから)どんなのが出来るかと思ってたら・・・1個も似てない!!俺の服は何だ?あの赤だかピンクだか解からない服で」
 
「あはははは」
 「それで終れば良いのに、キャタゴンの声もやれって。noちゃんが乗ってる戦車みたいなやつ。声ったって『ガオー』しか言わないんだ!鈴井さんなんて、onちゃんの頭の上に乗っているウンコみたいな」
 「あはははは、あれはonちゃんのペットです」
 「どう見たってウンコだろ」
 「グチです」
 「そのグチの声なんて・・・」
 「・・・ぐう」
 「しか言わないんですよ!!でさ、それで東京まで行って、アフレコだって時、『最初は画だけ流して、見ましょう』って言ってたのに、篠原(ともえ)が喋り出しちゃったんだよ。しかたなく竹中直人もキャラをつかみきれないで喋ってさ」

 アニメのアフレコは、普通、何個かあるマイクの前に、出番が来た人が行って喋る。主人公達はマイクのそばに陣取っているけど、出番の少ないミスター&洋ちゃんは後ろのほうに小さくなって待っていて、出番が来ると前に出ていって「ガオー」とか「ぐう」とか言って戻ったそうだ。
 だがしかし、画だけを流したものを見ていないので、出番が解かっていても、どのタイミングで喋り出せばいいか、解からないのだ。
 そして、その場所には副社長(通称:副社)もいたそうだ。

 「ミスターなんてさ、喋ろうと思って前に出たのに、タイミングがつかめなくて喋れないで戻ってきて、副社が『あの人、喋れないで戻ってきたよ〜」って俺と二人で笑いを堪えてたよ」

 そして、グチだけ後から撮り直したらしい。「ぐう」「ぐぅ・・・」と。

 「どうでしょうの藤村さんなんて、onちゃんアニメ見て大笑いしたって。『いやいや、あの大泉さんと鈴井さんが、ガオー、ぐう、とは、ガハハハハハハ。いやあ、僕もやってみたいですなあ、大泉さぁん、ぜひ、ジブリに出る時は僕も・・・』なんて言い出すんですよ」
 
「あの人は、(俺達と)同じ事したがりますからね」

 現在、藤村さんは「水曜天幕團」を旗揚げ、テントを建てて芝居準備中。

 「水曜天幕團、チケット取ろうとしたけど、買えなかった人〜」

 バラバラと手が上がる。小餅も買えなかった組で手をあげる。

 「運良く、買えた人〜」

 張りきって手を上げる人たち。

 「藤村さんが、たぶんDVDにすると思うので、買えなかった人も見れますから・・・」

 「今、天幕團の稽古してるんですけど、藤村さんは最初は静かに『大泉さん、ここはこうしたほうが』って感じなんですけど、時間が経ってくると、だんだん汗だくになって『大泉さあん!ここわあ、こう!!』って」

 役者よりも力が入っていく様だ。

 「あの人、そのうち、役者やるって言い出しそうですよ」
 「あはははは」

 「茄子・アンダルシアの夏、見た人〜」

 ぱらぱらと手が上がる。もちろん小餅も手を上げる。一番後ろなのに(苦笑)

 「自転車レースチームの監督役の声をやってた人の名前は忘れちゃったんだけど、よく聞く声の声優さんなんです。凄く上手なので声を聞いたら『この人以外に監督はいないよ』って思うんだけど、高坂監督はどうでしょうのファンで、自転車チーム監督の声は藤村さんにやってもらいたかった、って」
 「あははは」
 「本気にしますよ。あの人は」

 「最近は打ち合わせしてないですけど、藤村くんと嬉野さんと打ち合せすると、『次、どんな企画にする?』って最初のうちは言ってたのに、藤村くんは『次、どこ行く?』だもん」
 「どこに行くって訊くんだったら、俺もその打ち合わせに呼んでほしいよ!」

 いつも、行き先も必要な物も教えてもらえないで連れ回される洋ちゃん・・・。

 「ユーコンの時も、メアリー(現地ガイドさん)が持ち物チェックしてる時、『つばのついた帽子を持ってますか?』っで、俺だけ手を上げてなくて、『長袖を持ってきていますか?』で、また俺だけ手を上げていなくて。でも、後でテレビでそれを見ると、可笑しくて可笑しくて」
 「ベトナムの時もそう。俺は長袖用意してたのに『大泉さあん、ベトナムですよぉ、いらないでしょう?』って言われて、藤村さんの机(テレビ局内)に置いていったのに、向こうで寒くなって、みんな(ベトナムの人達)ダウン着てる!で、藤村さんを見るとフリース着てて『大泉さん、用意が悪い』って」

 そこは、高級リゾート地だったのに、雨具のカッパを着て歩いて恥ずかしかったらしい。

 「そういえば大泉さん、千と千尋のセル画、貰いましたよね?」
 「ちゃんと家にありますよ」
 
「セル画って、今、描かないそうですね?」
 「全部、パソコンだそうです。だから、実際映画に使ったものではないけど、特別に描いたセル画をいただきました。これ、貰いにジブリまで行ったんですけど、ジブリってけっこう田舎の方にあるんですよ。電車で行ったんですけど、帰る時、電車が込んでいて、棚の上に乗せたんですよ。で、やっと、ホテルの近くの駅に着いて下りたらマネージャーが『大泉さん?セル画は?』って」
 「忘れたんですか!?世界に1つしかないのを!」
 「そう、それで急いで駅員さんに何時何分頃にここに着いた電車に忘れ物したって言ったんだけど、どうにも出来ないって言うんです。電車はぐるぐる回ってるから、その電車は何時何分にまたここに来ますから、その時に見つけてくれと、無かったら諦めて下さいって」
 「で、その電車が来てマネージャーと二人で、棚の上と、下の・・・あれ?なんだったっけ?どこ見たんだっけ?」

 ステージ横の幕に話しかける洋ちゃん。

 「大泉さん、どこに話しかけてるんですか?」
 「まーちゃん、あれ、どうだったっけ?なに?ちょっと、出てきて・・・」
 「誰を呼ぶんですか!」

 マネージャーの登場?に拍手が・・・。でも、まーちゃんは出てこない。

 「とにかく、電車が入って、まーちゃんと必死に探したんです。何番目の車両に乗ってたか覚えてなくて、ホームから、全部、こう、目で追って見ていって」
 「停車時間は30秒とかでしょう?」
 「はい。そしたら『大泉さんありました!』ってまーちゃんが電車に飛び乗って、持ってきてくれました」
 「その貴重なセル画、いつか売るんでしょう?」
 「売りませんよ!」

 「千と千尋で、オスカー像も貰いましたよね?」
 「家にあります」
 「でも、あれ、ニセモノでしょう?」
 「ホンモノですよ!」
 「だって、小さくて軽くて、お土産屋で売ってる・・・」
 「最近のは小さくて軽いんです!ちゃんと字も書いてあるし・・・」
 「そうですか?俺、同じの持ってますよ?」
 「?」
 「安田から、おみやげで貰ったもん」
 「俺のはホンモノです!殴り書きみたいな字だけど・・・」

 「関西に仕事に行ったんですけど、関西の芸人さんって俺のこと知ってるんですよ。リスペクトしてるんですよ」
 「関東もそうですよ。映画の仕事で東京に行くと、大泉さんを知っているといわれるんです。3ヵ月ごとに、DVDがオリコン5位、2位って出てるので、なんだこの水曜どうでしょうって?って調べたり、実際見た人もいて」
 「なのに、この北海道ではどうだ?この間、@noon(公開放送のテレビ番組)に出た時だって、ピーコに『人気があるってのは解かったんだけど、この人のどこが良いのか解からないわ』って、その上、鈴井さんよりも俺がブサイクだって!鈴井さんは唇が均等に厚いから均等に愛されるとかワケのわかんないこと言って」
 
「あはははは」
 「前に、人気者でいこう(前にやってたテレ朝系番組)で、北海道出身の有名人は誰?のアンケートで(札幌で取ったアンケート)俺がグレイを押さえて1位になったら浜ちゃんが『だれやそれ?大泉ぃ?わかんないからグレイにしときぃ』みたいなこと言ってさ」

 不等な扱いを受けてると、まだ訴える洋ちゃん。

 「誰が好き?って訊かれて、『大泉洋』って言いづらいんですよ。『え?大泉?あははははははは!』って・・・」
 
「あははは」
 「誰が好き?って訊かれて、『シゲ』って言うと、『ああ〜、あの人カッコイイもんねえ』って言われる。シゲは別格なんですよ」

 「そう、ですねえ・・・」
 「『安田』って言うと『あの人結婚してるでしょう?』で」
 
「はい」
 「『音尾』っていうと『それは好きな魚でしょう?そうじゃなくて、好きな、ひ・と』」

 音尾琢真くん・・・、目が離れて、百面相が出きる面白い顔だ。
 ちなみに最近、小餅の口癖は、「タクちゃんって顔はともかく可愛いよね」だ(汗)
 いや、本当に、洋ちゃん達に簡単に騙されたりからかわれたりと、素直すぎて可愛い。
 (・・・ところで森崎さんを好きと言うと、どう言われるんだろう?)

 「ファンレターも全然来ないんです。水曜天幕團の稽古の時、マネージャーが『大泉さん、ファンレターです』って持ってきたんだけど、その時、三輪ひとみさんも来てて、『大泉さん凄いですね!1日でそんなにファンレターが来るなんて本当に人気があるんですね!』って言われて・・・。半年分だって言えませんでした」
 
「あはははは。半年も取りに行かないのもどうかと思いますけど」

 「ええと、映画『river』が、健闘しています。入場者数がシネマフロンティアで3位です」
 「1位は相変わらず踊っています」
 
「いや、別に踊ってるわけじゃないでしょう。2位は、高い年齢層の人が入ってるそうです。まあ、その2つは、違う映画館でもやってて、『river』は札幌ではシネマフロンティアでしかやってないんですけどね。お時間のあるかたは、見てくださると嬉しいです」
 「木曜日(9/25)に、チョットした舞台挨拶があります。2時20分からで、俺のオヤジとおふくろも連れて行きます。・・・いや、オヤジとおふくろは連れて行きません(汗)ウソです・・・。本気にする人いますからね」
 
「あ、大事な事を忘れていましたよ。道工大にお礼を言わなくては。マッスル(春先に収録したドラマ)の時にここの体育館を借りたんですよ」
 「え?ここだったんですか?」
 
「ええ、ここですよ、ここで踊ったでしょう?」
 「・・・知りませんでした(汗)」

 「最後に、質問コーナーと言うことで、何か質問のあるかた・・・。はい、あなた。・・・だるま屋ウィリー事件・・・?」
 「いやあ、あの時ですか・・・、俺はずっと2速発進してたんですよ。で、信号待ち(山道で工事中・片道通行)してる時に2速に入れてるつもりだったんだけど、ニュートラルになってて進まなくて、慌ててギア入れたら、もうその後はスローモ−ション。
 『異国の地で・・・異国じゃないか(東日本)、死んでしまう〜』って・・・。気がついたら安全第一(の看板)に突っ込んでで、痛いかどうか解からなくて・・・。
 遠くの方から、
あはははははははは〜と、笑い声が近づいて来て『大泉さぁ〜ん、大丈夫ですかあ〜』って。こっちは死ぬかと思ったのに!
 でも、画で見ると全然。(危なく見えない)」
 「ベトナム(縦断カブの旅)もそうでしたね。画で見るとそんなに危なく見えない。でも、本当に夜は真っ暗で道も見えない」
 「危ないんですよ本当に。道工大の人に、オフロード用のカブを開発して貰いますか?ぜひ開発して下さい。ベトナムで乗ります」

 「もう1人、質問を・・・ああ、あなたの方が早かった。八十八ヶ所の思い出??」
 「八十八ヶ所の思い出ねえ・・・。鈴井さん、ありますか?」
 「いや、1ヶ所しか行っていないですから」
 「え?一緒に途中まで回ったでしょう?」
 「回ってないですけど」
 「ほら、最後の方で・・・」
 「・・・ああ!三人で回って、途中でモリ(森崎さん)にバトンタッチした!行きました、十ヶ所くらい」
 「途中で森崎さんに代わるのを俺は知りませんでしたけどね。・・・何か思い出はありますか?」
 「ないです」
 「・・・ないんですか??」
 「大泉さんは?」
 「ん〜〜。ないです。家族の健康と自分の健康を祈っても、必ず風邪をひいて、オバケを連れて帰るんです。見る人が見ると解かるんです。本当にオバケを連れて帰るんです。・・・あ、でも、良いところですよ!四国は!!」
 「こいつが良い所って言うのは、美味しいものがある所なんです。だから北欧は・・・ダメです。アメリカもハンバーガーばかりでダメ。大泉さん、ベトナムは?」
 「美味しかったです。いい所です。四国も良い所です」

 質問コーナーが終り、プレゼントタ〜イム。
 プレゼントは『サイン入り大学祭パンフ』5冊。
 大泉vs600百人以上のお客様で大ジャンケン。
 洋ちゃんに勝った人だけが残っていく。
 小餅、一回戦で敗退。みぃパパも二回戦で敗退。

 「男にはやりたくない!とくにお父さんには!」

 とかなんとか言ってるうちに、ジャンケンで残ったのは3人に。

 「勝ちすぎちゃった・・・。残ったの全員男か!」

 とりあえず3人に前まで来てもらい手渡す。

 「ステージの上からでスイマセン」

 と、言いつつ鈴井さん、握手を交わす。

 「あと二人ですが・・・。今日、誕生日の人!」

 なんと、近くの席の人が当たりました。

 「明日、誕生日の人!」

 はい、無事に一人いました。

 パンフを渡し終わる。

 「ええと、大学生達の若さ溢れる熱気を・・・1個も感じませんでしたが、また、なにか機会があって呼んで下されば、何年後かに、誰かを連れて喋りに来ます」

 二人は挨拶して退場〜。
 特設幕に入る直前。洋ちゃんが客席に向き直り、礼をして退場〜。

 以上で、トークライブ終了〜。

 司会者のお兄さんが締めくくります。

 「というわけで、大泉さんにファンレターを送って下さい。以上、鈴井貴之・大泉洋トークライブでした!」

 みぃパパは、今まで聞いたトークショーの中で一番面白かったそうだ。
 なにしろ、どうでしょうネタなど、何の話しをしてるか解かるネタばかりで面白かったと。
 だがしかし、みぃパパは聞いていた。
 すぐそばの席の女子高校生二人が『面白くないから帰ろうか』『帰る?』と言うのを・・・。
 そして小餅のそばの席の人達はこう言っていた。
 『水曜どうでしょうって終ったんでしょ?』『去年かおととし終わって、どうでしょうリターンズが入ったの』と。
 違うぞー!リターンズはどうでしょうがあった時は、大相撲週間中に放送してたぞ!どうでしょうが終る近辺は、火曜にリターンズ・水曜は水曜どうでしょう、だったゾ!!

 そういうわけで、小餅達は、一番後ろは自分達の居場所じゃない、と思ったのだった。

――終り――

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 ・・・書いても良いだろうか?きっと良いだろう。
だって、当たった人はかなり高い確率でここを見てないはず!だから書こっと。

 その誕生日の人は、小餅の席の近くの人でした。しかも、非常に運が良い。
 なにしろ、『面白くないから帰ろうか』と言ってた二人組だったのだ、
帰らないで残ってたらサイン入りパンフ当たった。
なんて運が良いんでしょう。
これで、本当のファンになったかな?

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